システムエンジニアは今すぐ開業届を出しなさい

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フリーランスSEという働き方を絡めた「ワーク」「マネー」「ライフ」の3つの観点からSEのスタイル革命を提供

大学生に伝えたい!現役フリーランスが伝える、フリーランスで生きるというコト

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昨今、ブログやSNSなどでフリーランスを推奨する方が増えています。

賛否両論ありますが、時代に即していると私は思います。

企業で働く時代から、個人で仕事を作る「個人の時代」へと変わってきている今

個人で稼ぐ力をつけることは大きな強みになります。

 

しかし

フリーランス=プロという意識は持っていただきたいです。

補足:

この記事では、フリーランスフリーランスSEという働き方を明確に分けています。

フリーランスSE:基本はSEとして客先常駐、システム開発などに携わる。

会社員でSEとして働いてた方は雇用形態が違うだけでほとんど変わらない。

フリーランス:SEという働きだけでなく、自分で仕事を取る働き方。雇用関係ない。基本フリースタイル。Webの人気もあり長らくの間ブロガーやライターなどが人気。 

 

運営者の私が推奨する働きは、比較的会社員時代からスライドできるフリーランスSEという働き方。

 

 

「会社だとできないけれど、フリーランスなら自分のやりたいことができる! 」

この考えは間違っていないのですが

 

「会社員でいるよりラクだし簡単に稼げる!」

この考えは勘違いです。

ネットで目にした誇張された情報を信じて

フリーランスになることを目的化にしてしまう方が増えているのでしょうか。

このような考えで安易にフリーランスを目指す方が多いです。

 

そんな中、大学生の間でも大学を中退してフリーランスを目指す方が増えています。

学生さんからもブロガー側からも、「大学は通う意味ない」と

よく聞くようになったので、それについて個人的見解を挙げたいと思います。

 
大学へ入ってからでは遅い!義務教育のうちに何をするか決めるべき

多くの方はぶっちゃけ大学へ通う意味が無い

私個人としても、現時点振り返ってみると「大学通う必要は無い」派です。

あくまでフリーランスを経由し、収入を得る手段を身につけたから言えることであるため、そこについては言及しません。

その点を踏まえ、個人的見解をべます。

 

多くの学生さんの考えとして

「大学でなりたい職業を見つける。大学生は人生を考える大事な期間だ!」というのがあります。

ですが、私から言わせると大学でそれを考えるのは遅いです。

 

なぜなら大学は入る時点で学部、学科に分かれていますから

入学前に、どの分野に特化するか決めないと時間を無駄にしてしまいます。

大学に将来へのヒントがあると思うかもしれませんが

それって高校時代にも十分あったはず。

大学に入ってから考えるというのは遅いんです。

義務教育の高校までに人生の目的については決めておくべきです。

 

「大学は今まで出会わなかった人と出会って考える機会が多い。」

という考え方もありますが、大学より社会に出てからのほうが出会いは多いです。

起業すると尚更濃いですね。

様々な人脈が社会に出てから出会います。

 

大学で学ぶ意味がある人はこんな人!

大学に行く目的が定まっている人からすると、行く意味は大いにあります。

上で述べたとおり学部学科に分かれている大学では

学びたい内容に特化することができるからです。

4年間学び、色々な試験やレポートに向けて知識をつけることで

更なる狭き関門へのチャンスも広がります。

 

必ずしも大学行く意味がないということはありません。

方向性が決まったうえで、特化できるのは良いことと言えます。

 

補足:詰め込み型の義務教育にも問題がある

先ほど高校までに考えないと!と書きましたが、なんなら高校でも遅いぐらいです。

日本はまだまだ、詰め込み教育が抜けません。

文科省が高校の科目に、歴史総合や実用文の読み書きなど

自分で考える力を養う科目を作ることが発表されましたが

少し前に語学やプログラミングも追加となっています。

日本人はマネーリテラシーが低いと言われているので、

今後、金融や仮想通貨についての科目も増えるかもしれません。

 

私は、これからは詰め込まれる教育から

「引き算」することも考えるべきだと考えています。

健康と同じように、良いものを入れまくると栄養過多になり

かえって健康に悪くなってしまいます。

必要な栄養を取った上で、デトックスすることも必要です。

 

 

0から1を作れる人になるために必要な力を養う教育へ

学校よりも民間の教育が発展していくことも考えられます。

社会人になれば最新のニュースを毎日チェックすることが求められるので

教科書の代わりにipadを支給するスクールがあってもいいと思いますし

自分の書いた文章を人に読んでもらい、発信力をつける練習として

レポートを先生に提出するだけでなくブログで発信するのも面白いでしょう。

義務教育では色々壁がありそうですが、民間なら「働く」という意識を広げながら教育させるのもアリなのではないでしょうか。

 

まとめ:

やりたいことを大学で探すのは遅い。大学は入学時点で学部学科に分かれているため、やりたいことは義務教育の高校までに探すべき。

 

義務教育にも問題がある。

詰め込み教育に更に科目が追加され、学ぶ内容が増えすぎている。

これからは必要のない科目を引き算することも検討すべき。

そのうえで、考える力や文章力・発信力を鍛え、0から1を作る人材を育てる教育を考えるべき。

 

 

 こんな風にはならないで!好条件を求めすぎる勘違いフリーランスSE

以下のような広告やアフィリエイト記事をよく見ます。

  • フリーランスSEがいちばん稼げる!」
  • 「週休3日でリモートワークが誰でもできる!」
  • 「プログラミングスクールを卒業すれば、高収入案件で働ける!」

 

こういった広告で自分にもできる!と勘違いする方が多いのでしょうか?

経験もスキルもないのに、身の丈に合っていない好条件を求める人が多すぎます。

 

私は以前、経歴が浅いのに想いが強いことを条件に仕事を紹介していた時期がありました。

もちろん素直で謙虚な人には期待して案件を紹介したいと思えたのですが

上記のような広告を信じ込んで高望みする未経験者も多かったです。

例えば、

 

  • 高単価の案件紹介してくれるんでしょ?こんなに安いなんて納得いきません
  • リモートワークがしたくてフリーになったんでリモート案件紹介してください
  • 早く帰れる現場じゃないと行きません

 

などなど。

 

プロとしての自覚やスキルも無いのに(プロとしての自覚が無いからこそ簡単に言えるのかもしれませんが)自分よがりのワガママを言える方は意外と多いんです。

会うたびうんざりしてしまいます。

 

SEのスキルはおろか、最低限の社会性もない方に仕事を任せたいとは思えません。

ましてやフリーランス=プロという自覚が無い人に。

 

リモート案件に、コミュニケーションを取れない方を紹介しませんよね。

リモートは間違いなく今後増えていく働き方ですが、現時点では限られています。

その限られた案件をスキルがあるかどうか分からない上に

社会性がない人間に任せたいと思うわけがありません。むしろ紹介してクレームが出たら溜まったもんじゃないです。

 

早く帰れる現場をスキルのない状態で求めるのもおかしな話です。

その現場、その人のスキルに応じてかかる時間は変わってくるのですから。

 

働きやすい環境・良い条件を求めるのは悪いことではありません。

あなたがやりたいことを実現するためにも

  • 最低限プロとして恥ずかしくないスキルと自覚
  • コミュニケーション能力

以上を身につけて臨んでいただきたいと思います。

 

まとめ:

ネットの広告や誰が書いたかわからないブログの情報を真に受けて、フリーランスSEになれば誰でもすぐに稼げると思わないように注意!

  • 最低限プロとして恥ずかしくないスキル
  • コミュニケーション能力

以上を身につけてから挑戦しましょう。

 

総括「フリーランスが羨ましい」手段が目的化していませんか?

大学生において、いま会社員というレールに進む道だけでなく大学在学に関しても???と思う人は多いでしょう。

時代は学歴や経歴じゃなく、個人がどれだけ世に対して発信できるか?という時代になったと思います。

資本主義が変わろうとしているわけですね。時代の変わり目です。

をれらを言及しませんが、

強いていうなれば大学を中隊するにしても、フリーランスになることにしても危険なのは

・「何をやるか?」を考えないこと

・中途半端なマインドであること  

 よく、

「会社行きたくないからフリーランスSEになる!」というのは

「やりたいことないからとりあえず大学へ行く!」と何ら変わりない考え方です。

 

数年前、下記のブログが話題になりました。

『4ヶ月で大学を中退し起業します。レールに沿ったつまらない人生はもう嫌だ。』

http://yuki-season.hatenablog.com/entry/2016/09/15/193000

 

この方は楽しい人生を切り拓くべく大学を中退し、色々なことに挑戦していました。

ですが結果、今このブログの更新は止まってしまっています。

この方のように「走りながら考える」ことは大いに良いことです。

しかし、それならば努力よりも重要なのは「覚悟」です。

 

「結果は努力ではなく覚悟に比例する」

以前にもブログで紹介していますが、これは私の座右の銘でもあります。

 

覚悟の度合いが大きい方は、絶対に成し遂げようという強い意志があります。

自然にやりたいことが明確になりますし、行動に熱量が伴います。

 

一方覚悟の度合いが低いと、逃げ道を作ってしまいます。

流れに乗って挑戦をしたけれど結果が伴わなかったときに

戻れる場所を用意してしまうのです。

フリーランスSEでいえば会社員に戻ることに当たるでしょうか。

このように逃げ道が見えているとどこか中途半端になってしまい

小さな失敗を何度かすると行動するのをやめてしまいます。

 

強い覚悟を持てる方の特徴は、

  • 過去に強烈な痛みを感じた経験があること
  • 不合理な社会を変えてやる!という想いがあること

以上の2つだと私は思います。

 

覚悟は結果につながります。

結果は信用につながり、信用はあなたの価値になります。

このブログをご覧いただいた皆様には

価値あるフリーランスになってほしいと思います。

 

ぜひ当ブログをきっかけに、

を考えてもらう記事になれば幸いです。