社内のキャリアプランに頼ると社畜まっしぐら、社外に自費で学ぶべき理由
私は以前、フリーランスSEでありながら転職フェアに参加してみたことがあります。
エンジニアの転職を受け入れている企業がたくさんブースを出していたのですが
そこで多くの企業が魅力としてアピールしていたのは、就職後の「キャリアプラン」についてでした。
- 「スキルが確実に身につく。」
- 「しっかりした研修があって安心。」
- 「しっかり学んで安心して働ける」
などなど、具体的な研修期間なども公開しているところもありました。
一見、充実したキャリアプランのように見えますが、、、
私から見ると、
会社のキャリアプランは遅すぎます。
「会社のために働く」ではなく、「なんのために働く」を優先したいため、
私は会社に頼らず生きていくために自費でも学ぶことを提言します。
今回はエンジニアが自費で学ぶための私なりのアドバイスをいくつかお伝えしていきます。
フリーランスならWebプログラミングを身につけ、to C ビジネスを視野に入れろ!
よく会社で身につけるように言われるのはJAVAやC♯など、汎用的に使える業務系のスキルです。
結論を述べると、
会社が推奨するこれらのスキルは to B 向きであり、私が推奨する to C 向きではない。
よって、客先常駐でやっていくことが大前提。
当然、to B 向きで研修が行われ、 to C に対しては不要。
フリーランスSEとして活躍し続けるならこのままでいいが、いつまでこの流れが続くか不明です。
現時点で to B 向きの案件は「脱SIer」などの流れ、依頼するにしてもオフショアや自動化に取って変わられるでしょう。
ましてやグローバル化に伴い、海外のパッケージを適用するなど国内エンジニアの必要性は益々低くなる傾向です。
そのため、私はWebプログラミングを最低限身につけることを推奨しています。
理由は
個人的には、成し遂げたい事に「ピラミッド構造の崩壊」を掲げているため、ぜひフリーランスには「3.自分でサービスを開発」を推奨したい。
自己アピールにも有利です。
GitHubなどポートフォリなどを公開するツールも充実してきていますので、
自分自身の宣伝媒体になり得ます。
時間とお金という貴重な身銭を支払い、学ぶ意欲がある人ほど今後期待できます。
フリーランスである以上、契約終了時に仕事が無くなる可能性もありえます。
もっと言うとそれはフリーランスでなく、会社員でもあり得ることです。
最近何かと「働き方改革」が話題ですが、
働き方に自由があるということは辞めさせる自由もどんどん出てくるということ。
を念頭に入れて置く必要があります。
「ノウハウコレクター」にはなっちゃダメ!
社外に自費で学習するとして、一番多いのが「学んで満足」というケース。
実践しなければそれは無意味で、学んだ感で満足する人をノウハウコレクターと表現しています。
とはいえ誰にでも学んでいるうちに、
やりたいことを見失ったり方向性がずれる可能性はあります。私だってあります。
その上で必要なのが指針(コンパス)です。
資格コレクターがこれにあたります。
目的地が明確でないまま、とりあえず出航するぞ!と言わないですよね。
個人的にオススメなのが「学ぶ目的を常にデスクトップの壁紙に」すること。
理想像が常にイメージできれば、忘れずに済みます。
私は必ずゴール設定をして、その上で行動計画を立てます。
最近ではワクワクすることにフォーカスしていれば、
目標設定とか不要!などありますが、逆に目標が定まってないとキャパシティの問題で、あれもこれも・・・という状況になりリソース不足で返ってストレスです。
「多動力」という表現は好きな言葉ではありますが、ワクワクしないことにも首を突っ込んでストレス負荷になる人が多いです。
なので、まずは「今年は●●なるために、これを達成する」でいいじゃないでしょうか。
できることが増えれば、やれることが増えていきますので
まずは自分のキャパを考えてください。
お金が増えれば、その分自分以外の他者を動かす事だってできますからね。
総括:大切なのは、「何のために働くのか」
今後の展開なども踏まえ、Webプログラミングを勉強することを推奨します。
会社に学ぶ環境があるひとも、会社に頼っていては遅いので自費でスクールなどで身につけましょう。
そして、外部のコミュニティをフルに使い倒し、会社の同僚を目標にするのではなく外部のスペシャリストを意識してインプットしていくことがプロフェッショナルなフリーランスへの最短ルート。
また、いずれ個人でサービスを展開することを視野に入れ、BtoBよりBtoCの視点を養いましょう。
学んだだけで実行しない「ノウハウコレクター」にならないために、
自分がやりたいことは何か?何のために学ぶのかを常に明確にしておくべきですね。