エージェント選びよりも大事な、目的・目標設定やメンターの存在
フリーランスSE になろうと考えると、
多くの人が重要視するのはどのエージェントに登録するか、です。
しかし、エージェント選びより本来大切にすべきなのは「何のためにフリーランスSEになるのか」というところです。
今回はフリーランスSEになるにあたって大切な、目的意識とメンターの存在についてお伝えします。
エージェントは結局どこも同じ
シンプルに結論をお伝えすると、エージェントは結局、どこも同じ。
当然ですが、フリーランスとしてやっていくための「入口」しか案内してくれません。
まとめサイトなどでよくエージェント比較されていますが、比較の内容もこれらと同じです。
- 単価
- 案件多数
- 自由な働き方(リモート、週3日案件)
派遣会社感覚ですぐ登録できますし、時期とタイミングさえちゃんとしていれば、すぐ現場が決まります。
(まぁ、エンジニアにとってこの派遣会社感覚が非常にマズイと思ってはいますが笑)
スキルや要望はひとそれぞれです。エージェントがウリにしている「週3日勤務」「リモート案件」「高額単価案件」などにあなたがアテンドされる可能性は少ないでしょう。
これらの案件は決して多くありませんし、あったとしても大変人気だからです。
多くの人は無難なスキルレベルの案件に案内されて、その後の将来的な育成はありません。
前に述べたとおり、エージェントは入口しか案内してくれないのです。
そして私はフリーランスSEを目指す人には入口よりも出口(ゴール)が重要とお伝えしています。
大事なのは目標設定とメンターの存在
なによりも重要なのは、目標設定です。
日々フリーランスになりたい人の相談を受けていると、多くの人は5年後、10年後に何をやりたいかが見えていません。
私は"仕事の質は人生の質に直結する"と考えています。
良い人生、楽しい人生をおくるためには目的意識を持って行動するべきです。
それに伴って、いつでもアドバイスをくれるメンターの存在が大切になります。
せっかくなら、あなたの人生に合ったセカンドキャリアを提案してくれるメンターを持ちましょう。
まとめ
エージェントはどこを利用しても同じ。
なぜなら開発経験があれば簡単にフリーランスになれるし、エージェントが「特色」と謳う好条件の案件にマッチングする可能性は低いから。
大事なのは目標設定と、それを一緒に考え、セカンドキャリアを提案してくれるメンターの存在。
多くのエージェントと宮城との違い
では私と多くのエージェントがどう違うのかというと
単純に、
入口を案内する仕事がエージェント
出口であるセカンドキャリアを案内するのが私、宮城です。
入口と出口、両方にニーズはあるんです。
求人でエンジニアの需要を求める企業は多く、営業下手なエンジニアをマッチアップさせる仕事は営業能力を活かして適用できる。
しかし、出口はよっぽどの覚悟が必要でもあります。
フリーランスである以上、仕事を辞めたら収入源が無くなるわけなので、出口を作る必要がありますね。
多くは副業レベルの稼ぎ方を教えますが、私はエンジニアというバックグラウンドを活かしたセカンドキャリアを提案しています。
相談者の相談後の流れ
私に相談してくれた方にはまず、
私がお世話になっている専門の企業を紹介します。(ネットで広告を打ってないのでまずまとめサイトで比較されません。)
互いに信頼しているわけですから、中途半端なマインドの方、もしくは案内したくないプロ意識の薄い人は紹介したくないので、提案しません。
中途半端に問題を起こしそうなエンジニアを案内すると信頼が下がるのと、営業や他のエンジニア・メンバに対しても士気が下がります。
(ちなみにその企業は元エンジニアで、私がフリーランスだった際にお世話になった方が代表です。付き合いは非常に長く信頼が持てます。)
入口と、働いているときのフォローはエージェントが行ない、
私は出口である、フリーランスとしてのセカンドキャリアを案内しています。上で述べたメンターの役割が私です。
多くの方は収入アップや今後の方向性に悩んでいるので、バックグラウンドを活かしたセカンドキャリアをアドバイスしています。
相談者のおよそ9割が、SEとしての仕事を辞め将来的に新たなコトに挑戦したいと考えています。
私の役割は、セカンドキャリアのノウハウや実践の場。ここは非公開コミュニティとして提携先で働いてるエンジニアに対し公開しています。
相談前は出口について悩まれてる方がほとんど。
特に多くのフリーランスは「誰でも簡単に」のフレーズに釣られやすく、
ブログや転売などの副業を始める人も多いです。
別に否定するつもりはありませんが、エンジニアの強みであるITスキルを活かさないのはもったいないですよね。
私はその出口についてフォーカスした提案をしています。
今週のお題「ひな祭り」
これは他のエージェントでは絶対に無いし、やるメリットも無い。
単価アップよりも稼働時間の減少を重視
私がお勧めしているのは、エンジニアとして身につけたITスキルを活かした働き方を見つけることです。
今後は一つの収入源では厳しい世の中になる。
そのために複数の収入源を持つ必要がある!と伝えています。
「単価アップ」とよく他のフリーランスSEは言います。
ひとつの仕事だけで単価アップを求めると、当然ながら責任や拘束時間も増えてしまいがちです。
単価はある一定以上の水準があれば充分なので、それよりも稼働時間を増やさないことを重視すべき。
増えたお金や時間で、自分のビジネスをつくるための自己投資に使うのです。
まとめ
宮城に相談してくれた方には入口だけでなく、出口となるセカンドキャリアも提案している。私の提案するセカンドキャリアはITスキルを活かした働き方。
その際重要視すべきなのは、現場の単価アップよりも稼働時間を一定以下に保つこと
入り口ではなく、ゴールを見据えて動こう
フリーランスSEになる上で重視すべきなのはエージェント選びではなく、
「何をやりたいか」と「誰に相談するか」です。
重要なのは入口ではなく、あなたの目標であるゴールに辿り着けるかどうかです。
何のためにフリーランスになったかを見失わず、その増えたお金と時間を使い
5年後、10年後に投資しましょう。
もう既に目標が決まっている人も、何がやりたいか分からない人も、頼れるメンターを持つことをおすすめします。
フリーランスSEとして活躍している人に頼んで、定期的に話を聞いてもらうといいでしょう。
「仕事の質は、人生の質に直結しています。」
それを踏まえた上で現状だけでなく、5年後、10年後の将来に向けて行動するようにしましょう。
これらの話は個々によるものなので、具体的に記載できません。
安易にブログやったら稼げる、などとは言いません。
そのため、私が開催しているセミナーにお越しいただき、その後個別相談をしていただいた方がいいでしょう。