システムエンジニアは今すぐ開業届を出しなさい

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フリーランスSEという働き方を絡めた「ワーク」「マネー」「ライフ」の3つの観点からSEのスタイル革命を提供

必見!フリーランスSEに多い失敗 「先行投資」と言う名の単なる「浪費」

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フリーランスSEになる一番のメリットは、時間とお金が増えることです。

会社員SEと比較すると、以下の点から額が上がり大変嬉しい気持ちになることでしょう。

 

加えて時間も増えますから、自分の好きなことに熱中できます。

 

しかし、多くのエンジニアはこの増えた時間とお金の使い方で躓いてしまいます。

 

フリーランスSEになって増えたはずの時間とお金が、

会社員時代と基本変わらないくらいの額になってしまう人もいれば、

最悪の場合、会社員時代よりも下がってしまうことにもなりかねません。

 

なぜでしょう?

 

今回はフリーランスSEになりたての方が陥りやすい失敗についてご紹介します。

時間とお金の使い方や今後身につけるべきスキルについて、私の考えをお伝えします。

 

  • 収入よりも支出が増えたら元も子もない!
    • 失敗が多すぎる、先行投資と言う名の浪費
    • 浪費の原因は「目標」がなかったから
    • 最たる例は相手の人脈を奪いに来て、信頼を失う可能性も
  • フリーランスになる上で最低限必要なこと
    • 1、目標設定と行動計画
    • 2、必要最低限のマネーリテラシー
  • 総括:マネーリテラシーを土台に成長!
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社内のキャリアプランに頼ると社畜まっしぐら、社外に自費で学ぶべき理由

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私は以前、フリーランスSEでありながら転職フェアに参加してみたことがあります。

 

エンジニアの転職を受け入れている企業がたくさんブースを出していたのですが

そこで多くの企業が魅力としてアピールしていたのは、就職後の「キャリアプラン」についてでした。 

  • 「スキルが確実に身につく。」
  • 「しっかりした研修があって安心。」
  • 「しっかり学んで安心して働ける」

などなど、具体的な研修期間なども公開しているところもありました。

一見、充実したキャリアプランのように見えますが、、、

私から見ると、

会社のキャリアプランは遅すぎます。

 

「会社のために働く」ではなく、「なんのために働く」を優先したいため、

私は会社に頼らず生きていくために自費でも学ぶことを提言します。

 

今回はエンジニアが自費で学ぶための私なりのアドバイスをいくつかお伝えしていきます。

 

 

フリーランスならWebプログラミングを身につけ、to C ビジネスを視野に入れろ!

よく会社で身につけるように言われるのはJAVAやC♯など、汎用的に使える業務系のスキルです。

結論を述べると、

会社が推奨するこれらのスキルは to B 向きであり、私が推奨する to C 向きではない。

よって、客先常駐でやっていくことが大前提。

当然、to B 向きで研修が行われ、 to C に対しては不要。

 

フリーランスSEとして活躍し続けるならこのままでいいが、いつまでこの流れが続くか不明です。

現時点で to B 向きの案件は「脱SIer」などの流れ、依頼するにしてもオフショアや自動化に取って変わられるでしょう。

ましてやグローバル化に伴い、海外のパッケージを適用するなど国内エンジニアの必要性は益々低くなる傾向です。

 

そのため、私はWebプログラミングを最低限身につけることを推奨しています。

理由は

  1. to C を扱う業界はWebが多く、かつフリーランスを受け入れてくれやすい
  2. 自分で受注するにしてもWebサービス開発の仕組みがわかれば営業して受注も可
  3. 自分でサービスを開発し、運営

個人的には、成し遂げたい事に「ピラミッド構造の崩壊」を掲げているため、ぜひフリーランスには「3.自分でサービスを開発」を推奨したい。

 

自己アピールにも有利です。 

GitHubなどポートフォリなどを公開するツールも充実してきていますので、

自分自身の宣伝媒体になり得ます。

 

時間とお金という貴重な身銭を支払い、学ぶ意欲がある人ほど今後期待できます。

 

 

フリーランスである以上、契約終了時に仕事が無くなる可能性もありえます。

もっと言うとそれはフリーランスでなく、会社員でもあり得ることです。

 

最近何かと「働き方改革」が話題ですが、

働き方に自由があるということは辞めさせる自由もどんどん出てくるということ。

を念頭に入れて置く必要があります。

 

「ノウハウコレクター」にはなっちゃダメ!

社外に自費で学習するとして、一番多いのが「学んで満足」というケース。

実践しなければそれは無意味で、学んだ感で満足する人をノウハウコレクターと表現しています。

 

とはいえ誰にでも学んでいるうちに、

やりたいことを見失ったり方向性がずれる可能性はあります。私だってあります。

その上で必要なのが指針(コンパス)です。

資格コレクターがこれにあたります。

目的地が明確でないまま、とりあえず出航するぞ!と言わないですよね。

 

個人的にオススメなのが「学ぶ目的を常にデスクトップの壁紙に」すること。

理想像が常にイメージできれば、忘れずに済みます。

私は必ずゴール設定をして、その上で行動計画を立てます。

 

最近ではワクワクすることにフォーカスしていれば、

目標設定とか不要!などありますが、逆に目標が定まってないとキャパシティの問題で、あれもこれも・・・という状況になりリソース不足で返ってストレスです。

「多動力」という表現は好きな言葉ではありますが、ワクワクしないことにも首を突っ込んでストレス負荷になる人が多いです。

 

なので、まずは「今年は●●なるために、これを達成する」でいいじゃないでしょうか。

できることが増えれば、やれることが増えていきますので

まずは自分のキャパを考えてください。

お金が増えれば、その分自分以外の他者を動かす事だってできますからね。

 

総括:大切なのは、「何のために働くのか」

今後の展開なども踏まえ、Webプログラミングを勉強することを推奨します。

会社に学ぶ環境があるひとも、会社に頼っていては遅いので自費でスクールなどで身につけましょう。

そして、外部のコミュニティをフルに使い倒し、会社の同僚を目標にするのではなく外部のスペシャリストを意識してインプットしていくことがプロフェッショナルなフリーランスへの最短ルート。

 

また、いずれ個人でサービスを展開することを視野に入れ、BtoBよりBtoCの視点を養いましょう。

 

学んだだけで実行しない「ノウハウコレクター」にならないために、

自分がやりたいことは何か?何のために学ぶのかを常に明確にしておくべきですね。

 

エージェント選びよりも大事な、目的・目標設定やメンターの存在

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フリーランスSE になろうと考えると、

多くの人が重要視するのはどのエージェントに登録するか、です。

しかし、エージェント選びより本来大切にすべきなのは「何のためにフリーランスSEになるのか」というところです。

今回はフリーランスSEになるにあたって大切な、目的意識とメンターの存在についてお伝えします。

 

 

エージェントは結局どこも同じ

シンプルに結論をお伝えすると、エージェントは結局、どこも同じ。

当然ですが、フリーランスとしてやっていくための「入口」しか案内してくれません。

 

まとめサイトなどでよくエージェント比較されていますが、比較の内容もこれらと同じです。

  • 単価
  • 案件多数
  • 自由な働き方(リモート、週3日案件)

 

派遣会社感覚ですぐ登録できますし、時期とタイミングさえちゃんとしていれば、すぐ現場が決まります。

(まぁ、エンジニアにとってこの派遣会社感覚が非常にマズイと思ってはいますが笑)

 

スキルや要望はひとそれぞれです。エージェントがウリにしている「週3日勤務」「リモート案件」「高額単価案件」などにあなたがアテンドされる可能性は少ないでしょう。

これらの案件は決して多くありませんし、あったとしても大変人気だからです。

 

多くの人は無難なスキルレベルの案件に案内されて、その後の将来的な育成はありません。

前に述べたとおり、エージェントは入口しか案内してくれないのです。

そして私はフリーランスSEを目指す人には入口よりも出口(ゴール)が重要とお伝えしています。

 

大事なのは目標設定とメンターの存在

なによりも重要なのは、目標設定です。

日々フリーランスになりたい人の相談を受けていると、多くの人は5年後、10年後に何をやりたいかが見えていません。

私は"仕事の質は人生の質に直結する"と考えています。

良い人生、楽しい人生をおくるためには目的意識を持って行動するべきです。

 

それに伴って、いつでもアドバイスをくれるメンターの存在が大切になります。

せっかくなら、あなたの人生に合ったセカンドキャリアを提案してくれるメンターを持ちましょう。

 

まとめ

エージェントはどこを利用しても同じ。

なぜなら開発経験があれば簡単にフリーランスになれるし、エージェントが「特色」と謳う好条件の案件にマッチングする可能性は低いから。

大事なのは目標設定と、それを一緒に考え、セカンドキャリアを提案してくれるメンターの存在。

多くのエージェントと宮城との違い

では私と多くのエージェントがどう違うのかというと

単純に、

入口を案内する仕事がエージェント

出口であるセカンドキャリアを案内するのが私、宮城です。

入口と出口、両方にニーズはあるんです。

求人でエンジニアの需要を求める企業は多く、営業下手なエンジニアをマッチアップさせる仕事は営業能力を活かして適用できる。

しかし、出口はよっぽどの覚悟が必要でもあります。

フリーランスである以上、仕事を辞めたら収入源が無くなるわけなので、出口を作る必要がありますね。

多くは副業レベルの稼ぎ方を教えますが、私はエンジニアというバックグラウンドを活かしたセカンドキャリアを提案しています。

 

相談者の相談後の流れ

私に相談してくれた方にはまず、

私がお世話になっている専門の企業を紹介します。(ネットで広告を打ってないのでまずまとめサイトで比較されません。)

互いに信頼しているわけですから、中途半端なマインドの方、もしくは案内したくないプロ意識の薄い人は紹介したくないので、提案しません。

中途半端に問題を起こしそうなエンジニアを案内すると信頼が下がるのと、営業や他のエンジニア・メンバに対しても士気が下がります。

(ちなみにその企業は元エンジニアで、私がフリーランスだった際にお世話になった方が代表です。付き合いは非常に長く信頼が持てます。)

 

入口と、働いているときのフォローはエージェントが行ない、

私は出口である、フリーランスとしてのセカンドキャリアを案内しています。上で述べたメンターの役割が私です。

多くの方は収入アップや今後の方向性に悩んでいるので、バックグラウンドを活かしたセカンドキャリアをアドバイスしています。

相談者のおよそ9割が、SEとしての仕事を辞め将来的に新たなコトに挑戦したいと考えています。

私の役割は、セカンドキャリアのノウハウや実践の場。ここは非公開コミュニティとして提携先で働いてるエンジニアに対し公開しています。

 

相談前は出口について悩まれてる方がほとんど。

特に多くのフリーランスは「誰でも簡単に」のフレーズに釣られやすく、

ブログや転売などの副業を始める人も多いです。

別に否定するつもりはありませんが、エンジニアの強みであるITスキルを活かさないのはもったいないですよね。

私はその出口についてフォーカスした提案をしています。

今週のお題「ひな祭り」

これは他のエージェントでは絶対に無いし、やるメリットも無い。

単価アップよりも稼働時間の減少を重視

私がお勧めしているのは、エンジニアとして身につけたITスキルを活かした働き方を見つけることです。

今後は一つの収入源では厳しい世の中になる。

そのために複数の収入源を持つ必要がある!と伝えています。

 

「単価アップ」とよく他のフリーランスSEは言います。

ひとつの仕事だけで単価アップを求めると、当然ながら責任や拘束時間も増えてしまいがちです。

単価はある一定以上の水準があれば充分なので、それよりも稼働時間を増やさないことを重視すべき。

増えたお金や時間で、自分のビジネスをつくるための自己投資に使うのです。

 

まとめ

宮城に相談してくれた方には入口だけでなく、出口となるセカンドキャリアも提案している。私の提案するセカンドキャリアはITスキルを活かした働き方。

その際重要視すべきなのは、現場の単価アップよりも稼働時間を一定以下に保つこと

入り口ではなく、ゴールを見据えて動こう

フリーランスSEになる上で重視すべきなのはエージェント選びではなく、

「何をやりたいか」と「誰に相談するか」です。

重要なのは入口ではなく、あなたの目標であるゴールに辿り着けるかどうかです。

何のためにフリーランスになったかを見失わず、その増えたお金と時間を使い

5年後、10年後に投資しましょう。

 

もう既に目標が決まっている人も、何がやりたいか分からない人も、頼れるメンターを持つことをおすすめします。

フリーランスSEとして活躍している人に頼んで、定期的に話を聞いてもらうといいでしょう。

 

「仕事の質は、人生の質に直結しています。」

それを踏まえた上で現状だけでなく、5年後、10年後の将来に向けて行動するようにしましょう。

これらの話は個々によるものなので、具体的に記載できません。

安易にブログやったら稼げる、などとは言いません。

そのため、私が開催しているセミナーにお越しいただき、その後個別相談をしていただいた方がいいでしょう。

 

世の中のSEが知らない、SEは実は99%の需要があるという話

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このブログをご覧いただいている皆さんはプログラマーやSEなど、IT業界にお勤めの方だと思います。

 

IT業界で働く人は全業種のなかで見るとたった1%といわれています。

  • PCに精通している
  • 0から1(システム)を作れる

という点で「ITスキルがあるってすごい!」という印象があるようです。

IT業界の人間、特にSEは他業界の方から大変重宝される人材です

 

しかし日本では、0から1を作るクリエイターというよりは

人月単価で雇う「一労働者」として見られます。

上司や元請け会社など指示を出す側が一番偉くて

実際に手を動かすプログラマーやSEの方は一番下…というピラミッド構造になっています。

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このブログでも何回か紹介していますが、海外とは全く逆の構造です。

 

このような構造により、せっかくITスキルを持っているのに

上がらない給料、過酷な労働でIT業界を去って行く方が大勢います。

海外と比べてSEに対する評価基準が明確ではないので

そこに嫌気がさして、別の業界へ転職してしまうようです。

 

このように、業界内で正当に評価されない点ばかり気になってしまいがちですが

皆さんは全業界でたった1%の価値あるスキルを持っています。

 

今回は「SEは世の中の99%から評価される、存在価値のある仕事である」という点に着目したいと思います。

 

 

SEにしかできない、価値ある仕事は具体的にどんなもの?

スモールビジネスのチャンスが多い

IT業界では大規模案件の一部を担っているエンジニアが多い。

しかし、実際は地域密着型や小規模企業に着目するとビジネスチャンスが数多く転がってます。

なぜなら、多くの中小企業にとってシステム開発は利益を生み出すような資産ではなく、運用して使いはじめてから効率化ができる負の資産からスタートなのです。

その負の資産に対して、現在SEに依頼しようとすると数百万円以上はくだらない。

 

そんな企業にとって、人件費やアウトソーシングで賄える部分に莫大なお金をかけることはできないからです。

月数万円程度の少額で開発、その後の運用保守の面を受けてくれるエンジニアがいれば、とても心強い。

設計書などの読みもしないドキュメントよりも、気軽に相談できる相手だった方が話しやすいですね。

 

フリーランスSEとして以下のようなサービスを作った、もしくは友人が作ってる話を知っています。

  • 地域密着型企業のHPを作成し、集客を行う(毎月成果報酬型)
  • ニッチな業界のマッチングサービス(広告収益型)
  • ツールを開発し、運用管理に役立てる(週に1回、月に1回の更新処理で月額固定費)

もちろんボランティアではなく、ひとつの事業として利益を出せる仕事です。

 

 

ただ「ビジネスの作り方がわからない。」と、はじめから投げる方がほとんどでしょう。

それで止まるのか、躓いた点を踏まえて改善していくかで結果は大きく変わりますね。

ただ、目の前には99%の人があなたのスキルを求めているという点は変わらないです。

 

まぁ、大抵の場合は失敗します(自分勝手なビジネスで市場もニーズも把握できてないケースがほとんど)

慣れてくれば ビジネスの仕組みを作ることもできるので

初めは自分で作って、あとはほかの方にも手を動かしてもらい

ビジネスとして成り立たせることもできます。

 

受注だけではなく、発信していくことに開拓の道

問い合わせや紹介から受注するだけではなく

SNSなどを使って発信していく力も求められます。

個人で仕事を受けるので、宣伝という意味もありますし

発信することで受けれるレスポンスをチェックしてお客さんのニーズを理解するためでもあります。

 

多くの方はSIer業界でお勤めかと思いますが、

WEB業界でのBtoCのサービス開発にも挑戦してみましょう。

お客さんのビジネスについて考えることで、ニーズを見つけることができます。

 

総括:まずはひとつビジネスを作ってみましょう!

SEは自分の技術を使って、他業界へ具体的な提案ができる強みを持っています。

世の中の99%の人間がどうしたらいいかわからない!と悩んでいる問題を

あなたの力で解決できるのです。

 

お客さんのニーズに対し、ITスキルを使って具体的に提案し、サービスを作る力があなたにはあります。

小さいものからでもいいので、まずは悩みを持っている(ニーズ)方に着目し、そのニーズはどのようにして解決できるのか?という点を突き詰めてみましょう。

ちょっとした行動、意識の変え方から今までとは違った視点で物事を過ごすようになり、営業しなくても相手から声がかけてもらえるエンジニアになります。

 

そうすれば、SEとして存在価値のある自分に自信を持てるようになります。

将来の目標が見つかるきっかけにもなるでしょう。

 

大学生に伝えたい!現役フリーランスが伝える、フリーランスで生きるというコト

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昨今、ブログやSNSなどでフリーランスを推奨する方が増えています。

賛否両論ありますが、時代に即していると私は思います。

企業で働く時代から、個人で仕事を作る「個人の時代」へと変わってきている今

個人で稼ぐ力をつけることは大きな強みになります。

 

しかし

フリーランス=プロという意識は持っていただきたいです。

補足:

この記事では、フリーランスフリーランスSEという働き方を明確に分けています。

フリーランスSE:基本はSEとして客先常駐、システム開発などに携わる。

会社員でSEとして働いてた方は雇用形態が違うだけでほとんど変わらない。

フリーランス:SEという働きだけでなく、自分で仕事を取る働き方。雇用関係ない。基本フリースタイル。Webの人気もあり長らくの間ブロガーやライターなどが人気。 

 

運営者の私が推奨する働きは、比較的会社員時代からスライドできるフリーランスSEという働き方。

 

 

「会社だとできないけれど、フリーランスなら自分のやりたいことができる! 」

この考えは間違っていないのですが

 

「会社員でいるよりラクだし簡単に稼げる!」

この考えは勘違いです。

ネットで目にした誇張された情報を信じて

フリーランスになることを目的化にしてしまう方が増えているのでしょうか。

このような考えで安易にフリーランスを目指す方が多いです。

 

そんな中、大学生の間でも大学を中退してフリーランスを目指す方が増えています。

学生さんからもブロガー側からも、「大学は通う意味ない」と

よく聞くようになったので、それについて個人的見解を挙げたいと思います。

 
大学へ入ってからでは遅い!義務教育のうちに何をするか決めるべき

多くの方はぶっちゃけ大学へ通う意味が無い

私個人としても、現時点振り返ってみると「大学通う必要は無い」派です。

あくまでフリーランスを経由し、収入を得る手段を身につけたから言えることであるため、そこについては言及しません。

その点を踏まえ、個人的見解をべます。

 

多くの学生さんの考えとして

「大学でなりたい職業を見つける。大学生は人生を考える大事な期間だ!」というのがあります。

ですが、私から言わせると大学でそれを考えるのは遅いです。

 

なぜなら大学は入る時点で学部、学科に分かれていますから

入学前に、どの分野に特化するか決めないと時間を無駄にしてしまいます。

大学に将来へのヒントがあると思うかもしれませんが

それって高校時代にも十分あったはず。

大学に入ってから考えるというのは遅いんです。

義務教育の高校までに人生の目的については決めておくべきです。

 

「大学は今まで出会わなかった人と出会って考える機会が多い。」

という考え方もありますが、大学より社会に出てからのほうが出会いは多いです。

起業すると尚更濃いですね。

様々な人脈が社会に出てから出会います。

 

大学で学ぶ意味がある人はこんな人!

大学に行く目的が定まっている人からすると、行く意味は大いにあります。

上で述べたとおり学部学科に分かれている大学では

学びたい内容に特化することができるからです。

4年間学び、色々な試験やレポートに向けて知識をつけることで

更なる狭き関門へのチャンスも広がります。

 

必ずしも大学行く意味がないということはありません。

方向性が決まったうえで、特化できるのは良いことと言えます。

 

補足:詰め込み型の義務教育にも問題がある

先ほど高校までに考えないと!と書きましたが、なんなら高校でも遅いぐらいです。

日本はまだまだ、詰め込み教育が抜けません。

文科省が高校の科目に、歴史総合や実用文の読み書きなど

自分で考える力を養う科目を作ることが発表されましたが

少し前に語学やプログラミングも追加となっています。

日本人はマネーリテラシーが低いと言われているので、

今後、金融や仮想通貨についての科目も増えるかもしれません。

 

私は、これからは詰め込まれる教育から

「引き算」することも考えるべきだと考えています。

健康と同じように、良いものを入れまくると栄養過多になり

かえって健康に悪くなってしまいます。

必要な栄養を取った上で、デトックスすることも必要です。

 

 

0から1を作れる人になるために必要な力を養う教育へ

学校よりも民間の教育が発展していくことも考えられます。

社会人になれば最新のニュースを毎日チェックすることが求められるので

教科書の代わりにipadを支給するスクールがあってもいいと思いますし

自分の書いた文章を人に読んでもらい、発信力をつける練習として

レポートを先生に提出するだけでなくブログで発信するのも面白いでしょう。

義務教育では色々壁がありそうですが、民間なら「働く」という意識を広げながら教育させるのもアリなのではないでしょうか。

 

まとめ:

やりたいことを大学で探すのは遅い。大学は入学時点で学部学科に分かれているため、やりたいことは義務教育の高校までに探すべき。

 

義務教育にも問題がある。

詰め込み教育に更に科目が追加され、学ぶ内容が増えすぎている。

これからは必要のない科目を引き算することも検討すべき。

そのうえで、考える力や文章力・発信力を鍛え、0から1を作る人材を育てる教育を考えるべき。

 

 

 こんな風にはならないで!好条件を求めすぎる勘違いフリーランスSE

以下のような広告やアフィリエイト記事をよく見ます。

  • フリーランスSEがいちばん稼げる!」
  • 「週休3日でリモートワークが誰でもできる!」
  • 「プログラミングスクールを卒業すれば、高収入案件で働ける!」

 

こういった広告で自分にもできる!と勘違いする方が多いのでしょうか?

経験もスキルもないのに、身の丈に合っていない好条件を求める人が多すぎます。

 

私は以前、経歴が浅いのに想いが強いことを条件に仕事を紹介していた時期がありました。

もちろん素直で謙虚な人には期待して案件を紹介したいと思えたのですが

上記のような広告を信じ込んで高望みする未経験者も多かったです。

例えば、

 

  • 高単価の案件紹介してくれるんでしょ?こんなに安いなんて納得いきません
  • リモートワークがしたくてフリーになったんでリモート案件紹介してください
  • 早く帰れる現場じゃないと行きません

 

などなど。

 

プロとしての自覚やスキルも無いのに(プロとしての自覚が無いからこそ簡単に言えるのかもしれませんが)自分よがりのワガママを言える方は意外と多いんです。

会うたびうんざりしてしまいます。

 

SEのスキルはおろか、最低限の社会性もない方に仕事を任せたいとは思えません。

ましてやフリーランス=プロという自覚が無い人に。

 

リモート案件に、コミュニケーションを取れない方を紹介しませんよね。

リモートは間違いなく今後増えていく働き方ですが、現時点では限られています。

その限られた案件をスキルがあるかどうか分からない上に

社会性がない人間に任せたいと思うわけがありません。むしろ紹介してクレームが出たら溜まったもんじゃないです。

 

早く帰れる現場をスキルのない状態で求めるのもおかしな話です。

その現場、その人のスキルに応じてかかる時間は変わってくるのですから。

 

働きやすい環境・良い条件を求めるのは悪いことではありません。

あなたがやりたいことを実現するためにも

  • 最低限プロとして恥ずかしくないスキルと自覚
  • コミュニケーション能力

以上を身につけて臨んでいただきたいと思います。

 

まとめ:

ネットの広告や誰が書いたかわからないブログの情報を真に受けて、フリーランスSEになれば誰でもすぐに稼げると思わないように注意!

  • 最低限プロとして恥ずかしくないスキル
  • コミュニケーション能力

以上を身につけてから挑戦しましょう。

 

総括「フリーランスが羨ましい」手段が目的化していませんか?

大学生において、いま会社員というレールに進む道だけでなく大学在学に関しても???と思う人は多いでしょう。

時代は学歴や経歴じゃなく、個人がどれだけ世に対して発信できるか?という時代になったと思います。

資本主義が変わろうとしているわけですね。時代の変わり目です。

をれらを言及しませんが、

強いていうなれば大学を中隊するにしても、フリーランスになることにしても危険なのは

・「何をやるか?」を考えないこと

・中途半端なマインドであること  

 よく、

「会社行きたくないからフリーランスSEになる!」というのは

「やりたいことないからとりあえず大学へ行く!」と何ら変わりない考え方です。

 

数年前、下記のブログが話題になりました。

『4ヶ月で大学を中退し起業します。レールに沿ったつまらない人生はもう嫌だ。』

http://yuki-season.hatenablog.com/entry/2016/09/15/193000

 

この方は楽しい人生を切り拓くべく大学を中退し、色々なことに挑戦していました。

ですが結果、今このブログの更新は止まってしまっています。

この方のように「走りながら考える」ことは大いに良いことです。

しかし、それならば努力よりも重要なのは「覚悟」です。

 

「結果は努力ではなく覚悟に比例する」

以前にもブログで紹介していますが、これは私の座右の銘でもあります。

 

覚悟の度合いが大きい方は、絶対に成し遂げようという強い意志があります。

自然にやりたいことが明確になりますし、行動に熱量が伴います。

 

一方覚悟の度合いが低いと、逃げ道を作ってしまいます。

流れに乗って挑戦をしたけれど結果が伴わなかったときに

戻れる場所を用意してしまうのです。

フリーランスSEでいえば会社員に戻ることに当たるでしょうか。

このように逃げ道が見えているとどこか中途半端になってしまい

小さな失敗を何度かすると行動するのをやめてしまいます。

 

強い覚悟を持てる方の特徴は、

  • 過去に強烈な痛みを感じた経験があること
  • 不合理な社会を変えてやる!という想いがあること

以上の2つだと私は思います。

 

覚悟は結果につながります。

結果は信用につながり、信用はあなたの価値になります。

このブログをご覧いただいた皆様には

価値あるフリーランスになってほしいと思います。

 

ぜひ当ブログをきっかけに、

を考えてもらう記事になれば幸いです。